2012年5月27日日曜日

MELODYNE ESSENTIALを使ってみた

一月ほど前、VOCALOID3 Megpoid Nativeを買ったのですが、そのときセット価格で安くなっていたのでピッチ補正ソフトのMELODYNE ESSENTIALも一緒に買いました。
しばらく、いじらずにいたのですが先日やっとインストールして使ってみました。
ただ、このインストールは少し分かりづらいですね。
私はableton liveのVSTとして使うのでliveのVSTフォルダーに入れないといけないのですが、インストール時の選択でVST3を選ぶとスタンドアローンのみのインストールになってしまいました。
VSTフォルダーを選んで入れるには、VST2を選択しないといけないようです。
また、32bitのみを選択したのですがなぜか64bitも一緒にインストールされたりしました。ただ、それで特に問題が生じるということはありません。スタンドアローンでもliveのVSTでも問題なく使えています。

私がこれまで使っていたピッチ補正ソフトはフリーのKeroVeeというVSTエフェクトです。
このソフトは非常に良くできていますね。その名の通り、いわゆるケロケロボイス、すなわち歌われる音のピッチをフラットにして変調感のある声にするためのソフトなのですが、元の音声に加えてピッチとフォルマントを変えた二系統の効果をパンで振り分けたりできるのが素晴らしいですね。
ある程度のレイテンシーはあるものの、リアルタイムでも結構使えます。

一方で、MELODYNE ESSENTIALは同じピッチ補正ソフトでも基本的に違うものです。
こちらはリアルタイムでは使えず、一度サンプリングというか内部に音声を取り込みます。
そして取り込んだ音声を細かく切り分けます。だいたい音符の長さで切っているようなので長い音は長いままです。その切り分けた音の長さ、音程、位置を変えたりして補正していくのですが、個々の音の内部の音程を一定化するのはある程度の範囲内に限られ、音同士の繋がりも飛び飛びにしていくようなことはできません。
したがって、補正を最大にしてもケロケロボイスというかロボットのような声、ようするにPerfumeのような歌にはなりません。
調べてみると、上位ソフトのMELODYNE ASSISTANTからでないとそういうことはできないようですね。
ちょっと残念だったのですが、私の場合、VOCALOIDには自然さを求めたいので、また自分が歌う場合リアルタイムで補正したいのですが上位ソフトでもそれはできないのでESSENTIALでも良かったかなとも思います。VOCALOID3ではRewireが廃止されたので、オーディオに書き出した後からボーカロイドトラックを少し手直ししたいという用途には使えますからね。
しかし、ケロケロボイスをやりたい人はMELODYNE ESSENTIALを選ぶべきではありません

ピッチ補正ソフトというのは他にAuto-Tuneが有名ですが、私は今までどのソフトでもKeroVeeのようなハーモナイザー的機能だけだと思い込んでいました。しかし実はMELODYNEのように音の切り分けをやって補正しているのですね。考えてみれば当然なのですが、使ってみて初めて分かりました。

なお、リアルタイムのピッチ補正には、もうすぐRolandからVE-5というボーカル用エフェクターが出るようなので、こちらを検討してみたいと思います。

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